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金子晴彦先生ご寄贈陶芸作品 「ハッピーブルーウォール」除幕式実施、展示開始
2017-06-19
    この度、伝統ある「フランス国民美術協会展」で金賞を受賞するなど、日本内外で著名な陶芸家である金子晴彦先生(石垣焼窯元・当主)から、陶芸作品「ハッピーブルーウォール」をモンゴル日本人材開発センターにご寄贈いただき、6月14日、モンゴルと日本の関係者約80名の来賓ご臨席の下、その除幕式が行われました。

  ご寄贈いただいた作品は、金子先生の故郷であり、活動拠点である、沖縄の鮮やかな青い海とサンゴを表現したものであり、陶板64枚で構成された横5メートル、縦1.5メートルの大作です。2014年9月にパリ日本文化会館で展示され、観客の方々から絶賛されものです。また、このご寄贈は、日本・モンゴル外交関係樹立45周年、当センター設立15周年を記念するとともに、モンゴルにおける窯業・陶芸の発展支援を目的とするものです。
 除幕式では、ダワ所長の開会挨拶、高岡日本国大使をはじめとするご来賓代表の祝辞の後、除幕が行われ、ブルーグリーンの素晴らしい作品が、来賓一同の盛大な拍手とともにお披露目されました。

 除幕後、金子先生は、以下の概要でスピーチをされました。

 作品は、透明のガラスをキャンパスに見立て、鉱石のミネラルからブルーグリーンの海の色をそのガラスに発色させた陶器であり、亡き両親・家族との努力の積み重ねによって造り上げた独創的技法によるものです。その家族の思いを胸に、海外での展示活動を開始しました。そして、フランスでの受賞により、世界で初めて「陶器がアートとして認められる」とう革命を起こすことができました。日本の果ての小さな島(石垣島)で夢見ていた私が、時間はかかったけれど、諦めず挑戦し続けたからこそ、夢が現実になりました。
 モンゴルへは、長年にわたり当地で子供達の支援を行われている江口喜多枝様とのご縁で導かれ、この度の寄贈に繋がりました。この作品がモンゴルと日本の永遠の友好の証として、どんな時代が来ても、希望の光を照らし続けてくれることを願っています。
 
 また、先生のスピーチの後、29番学校・116番学校生徒の皆さんに、ダンス、演奏、歌などの素晴らしいパフォーマンスを披露していただきました。

   ご寄贈頂いた作品は、常時、当センターロビーに展示しておりますので、是非、機会のある時にご鑑賞ください。作品の64枚の陶板は、一枚として同じものはありません。是非、それぞれの陶板の美しさをご覧になり、それから少し下がって、作品全体が持つパワーを感じてください。
 <金子晴彦先生の略歴>

1999

・沖縄県石垣市に石垣焼窯元を創設

2011

・Maison&Objet・Craft  3回出展(12年、13年)(パリ・フランス)

2012

・国際文化遺産展示会に出展(パリ・フランス)

・沖縄県知事より優秀技能者賞(沖縄県の名工)を授与

・天皇皇后両陛下に石垣焼をお買い上げ頂く


2013

・Salon Revelations-Grand Palaisにより、世界の300人のアーティストに選出(パリ・フランス)

2014

・Cool Japan-France 世界遺産エッフェル塔展示会出展(パリ日本文化会館)

・石垣窯元展示会(パリ日本文化会館)

2015

・モナコ公国文化庁及びモナコ公国政府観光局より表彰状

・フランス国民美術協会(SNBA)展

 外部審査員賞   インスタレーション部門 金賞

 SNBA審査員賞 インスタレーション部門 金賞

2016

・駐日モンゴル国大使館に作品を寄贈(モンゴル国有財産となる)

・国際美術評論家選考委員会 芸術功労賞受賞(マドリッド・スペイン)

2017

・国際美術評論家選考委員会 ペドロ・フランシスコ・ガルシア賞受賞(マドリッド・スペイン)