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72時間の“治療”
2017-10-02

“Az Khur”書店は先週の金曜日から毎年恒例の72時間の72%セールを実施しました。本店舗の前には金曜日の朝から1990年代を思わせる長い行列ができ、72時間の間書店は来店客で溢れました。店側は高齢者と妊婦及び子供連れの来店客を優先的に入店させ、シャトルバスも出しました。また、"Suu”社から寒い中並んでいる人々のために暖かいアールツ(モンゴル式ドリンク)のサービスや、子供に迷子防止のブレスレットを配布するなど来店客にとってありがたいサービスがありました。


“Az Khur”書店はCSR(企業の社会的責任)の観点から10%、30%、50%、72%割引の4種類のセールを実施し、読者の知識欲を満たしました。一方、この3日間で同社は自らのビジネスに72時間の治療がを施したとみられます。モンゴルの著名な作家G.Ayurzana 氏は1年ほど前にモンゴルで売れている書籍の数がLand Cruiserの販売台数を下回ると言っていました。例えば“Tavan bogd motors”社は1年間で約484台のLand Cruiser を販売したそうです。わずか1社のデータがこれで、他社のデータを含めて計算してみると1日にほぼ5-6台が売れているという結果になります。それに比べて書籍は15-6冊も売れてないことが上記の発言につながったということです。このように近年モンゴルでは書籍の販売が減り、書店は倒産の危機に陥っています。本を読む人の数は徐々に増加しているものの、すぐに書店の売り上げが増えるわけではありません。こうしたなか“Az Khur”書店が72時間のセールを実施したことは会社の経営のためにも、読者のためにもなる、成功したマーケティングだといえます。

出典:http://morningnews.mn/modules.php?name=News&file=article&sid=27714